投資家さんの民泊事業案件。海でサーフィンして、サウナに入って、食事をしながら日常とは少し違ったコミュニケーションをとってもらう、まさに合宿にふさわしい空間をつくりたいとのご依頼でした。
僕らに舞台として用意された建物は、正直中途半端な古屋で、増築に増築を繰り返されたとても複雑な建物。普段なら一番最初に最終ゴールまで考える、つまり設計デザインを行うのですが、今回は、まずは解体のお仕事から先にやらせてもらいました。
解体をしてみると、天井の小屋組みと杉皮が美しかったので、それを見て楽しむ空間デザインにさせてもらいました。サウナ棟と母屋を繋ぐウッドデッキは、格子で外界から仕切られ非日常感を演出しています。